葬儀にかかる平均費用

2014年の葬儀費用の平均は、全国でおよそ189万円だったというデータがでています。2010年の調査では200万円が平均だったので、徐々に費用が下がってきていると言えます。これは、直葬や家族葬など小さな葬儀を利用する人が増えたためと考えられています。葬儀費用の内訳は、葬儀一般費用、寺院の費用、飲食接待費用、の3つに分けられます。

このうち5~6割を占めるのが一般費用です。遺体搬送、通夜、葬儀、火葬、に必要な物品や人件費などが含まれます。寺院は、読経や戒名料がメインです。飲食接待費用は式の後に振る舞う飲食代が含まれています。

人によって、どこにお金をかけたいかという基準は変わってきます。お布施にお金をかけたい人もいるでしょうし、接待にお金をかけたいという人もいるかもしれません。一般費用は祭壇や棺のグレードによって費用がかなり変わってきます。寺院の費用は、気持ちとして渡すことになっていますが、全国平均では45万円になっています。

明確な相場がないので悩む人も多いようですが、お寺によってはだいたいの料金の目安を教えてくれるところもあります。飲食接待代の平均は34万円です。通夜をやるかどうか、参列者がどれくらいいるか、お酒を飲む人が多いか、などで料金が変動します。一般費用の平均は122万円です。

費用は安くなってきていますが、全国平均189万円というのは決して安くありません。どこから負担するのかを話し合っておくようにしましょう。

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